基盤S合宿2016が行われました(2016.8.25-26;三浦半島)
大変有意義な議論ができました。
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第56回日本先天異常学会(2016/7/29-31)にて、白石さんが「2016年度日本先天異常学会奨励賞」を受賞しました。 「ヒト胚子期における脳形成の形態計測学的解析」 MRIdataを用いてヒト胚子期の脳形成を立体的に観察、計測しました。(Neuroimage 2015) 、修士終了後もデータの整理、論文作成を継続し、成果に結びつけました。おめでとうございます。 3題のポスター発表を行いました。 石山 華、山田 重人、上部千賀子、米山 明男、武田 徹、今井 宏彦、松田 哲也、高桑 徹也:ヒト後腎形態形成の 3 次元的解析 村中 太河、山田 重人、上部千賀子、米山 明男、武田 徹、 巻島 美幸、高桑 徹也:ヒト胚子期における気管支分岐形成の三次元的、数理的解析
小林さんの卒論がPrenatal Diagnosisに掲載されました。ヒト胚子期の標本を用いて脳の発生に伴う計測値の変化、特徴を論じたものです。
得られた結果は、超音波データの修正と比較、出生前診断の改善に貢献することが期待されます。 また、同号の表紙にも採用されました。 23. Kobayashi A, Ishizu K, Yamada S, Uwabe C, Kose K, Takakuwa T, Morphometric human embryonic brain features according to developmental stage, Prenatal Diagnosis, 36:338–345, 2016, DOI: 10.1002/pd.4786. DOI: 10.1002/pd.4818 AbstractObjectivesThe present study investigated linear, area, and volume measurements of human brain samples according to Carnegie stages (CS) in an attempt to select suitable morphometric features that reflect embryonic development. MethodsUsing magnetic resonance imaging, we measured seven linear segments, three separate areas, and three regional volumes in 101 samples between CS13 and 23. Brain volume was determined via manual segmentation of the magnetic resonance image, whereby a formula was generated to estimate the volume of each linear measurement. ResultsAll parameters correlated with crown-rump length. Bitemporal length and mesencephalic height increased linearly according to the CS, and a high correlation between bitemporal length and both whole-brain (r = 0.98) and prosencephalon (r = 0.99) volumes was found when brain cavity volume was excluded. ConclusionMorphometric data related to human embryonic stages are valuable for correcting and comparing sonographic data. The present approach may contribute to improvements in prenatal diagnostics by enabling the selection of more suitable measurements during early embryonic stages. 金橋くんの論文の図がAnatomical Record 299巻1号の表紙に採用されました。位相CTを用いて解析した肝臓のない個体です。 金橋くんの論文は同号に掲載されました。 18. Kanahashi T, Yamada S, Tanaka M, Hirose A, Uwabe C, Kose K, Yoneyama A, Takeda T, Takakuwa T, A novel strategy to reveal the latent abnormalities in human embryonic stages from a large embryo collection, Anatomical Record, 299,8-24,2016 10.1002/ar.23281(概要), DOI: 10.1002/ar.23206 (cover page) 京都大学医学研究科先天異常標本解析センター 開設40周年記念シンポジウムが開催されました。 日時 平成27年 11月 28日(土)10時~17時 場 所 京都大学 基礎医学記念講堂 講演者 安田峯生 広島大学 名誉教授 主 催 京都大学医学研究科 先天異常標本解析センター *高桑も研究室の研究内容を発表いたしました。 豊田さんが解析したヒト胚子の内耳・膜迷路の3D画像が MorphoMの表紙に採用されました。 研究室で解析した貴重な3Dの原データを同雑誌に投稿、公開しています。 Toyoda S, Shiraki N, Yamada S, Uwabe C, Imai H, Matsuda T, Yoneyama A, Takeda T, Takakuwa T, Morphogenesis of the human inner ear membranous labyrinth. MorphoMuseuM 1 (3)-e6. doi: 10.18563/m3.1.3.e6 8月6日、京都大学オープンキャンパスが行われました。人間健康科学科では400名、わたしたちの展示場にはのべ80人超の見学者が来訪致しました。ありがとうございました。
ダ・ビンチの時代から「かたち」は医学の基礎として重要な役割を担ってきました。人体を「かたち」作るさまざまなパーツや、生命の脅威のとなる病原菌などの「かたち」を詳しくみてみましょう… 6/10−6/26、ドイツゲッチンゲン大学に共同研究者の山田先生、宮崎さん(山田研)、五十嵐さんの3名が、画像取得に出張いたしました。貴重なBlechshmidt collectionのうちの、連続組織標本をスキャニングしました。ご苦労さまです。 ゲッチンゲン大学解剖学教室は、昨年に引き続いての訪問になります。これからも定期的に伺うことになると思います。 |