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金橋君の修論がAnat Recに掲載

肝臓なし
肝臓無形成個体の臓器の様子(CS21)

金橋くんの修士論文がAnat Recに掲載されました。おめでとうございます。

肝臓の立体化、定量(廣瀬さん)、肝臓の形態異常個体のスクリーニング(田中さん)の研究、高解像度のMRI、位相CTの撮像と、多くの協力と成果のおかげで、論文にすることができました。

  • 1156例(CS14-23)のMRI画像から、肝臓形成異常例をスクリーニング
  • 高解像度の位相コントラストX線CT(PCT)で胚子内部の詳細な解析
  • 極小肝臓グループの異常は、肝無形成(2例)、肝低形成(4)、および肝葉欠損(1)
  • これらは、肝造血障害により子宮内胎児死亡につながる可能性
  • 外部正常胚の子宮内集団における CS18 -21 の肝形成不全の有病率は、約 1.7%

18.Kanahashi T, Yamada S, Tanaka M, Hirose A, Uwabe C, Kose K, Yoneyama A, Takeda T, Takakuwa T, A novel strategy to reveal the latent abnormalities in human embryonic stages from a large embryo collection, Anatomical Record, 299,8-24,2016  10.1002/ar.23281(概要), *299(1),2016の表紙に採用されました。DOI: 10.1002/ar.23206 (cover page)

金橋くんの修士論文の概要>>

ABSTRACT

The cause of spontaneous abortion of normal conceptuses remains unknown in most cases. The study was aimed to reveal the latent abnormalities by using a large collection of embryo images from a magnetic resonance imaging (MRI) database and novel phase-contrast radiographic computed tomography (PXCT). MRI from 1,156 embryos between Carnegie stage (CS) 14 and CS23 from the Kyoto Collection were screened by using the volume of the liver as the target organ. Embryos with liver volumes ≥2 SD above or below the mean for the stage of development were screened and examined precisely on MRI. Embryos with potentially abnormal livers were further analyzed by using PXCT. Liver abnormality was detected in all 7 embryos in the extra-small liver group and in 2 of 8 embryos in the extra-large liver group. The abnormalities in the extra-small liver group consisted of hepatic agenesis (2 embryos), hepatic hypogenesis (4), and liver lobe defect (1). Among the 7 extra-small liver group, 2 had only liver abnormalities and 5 exhibited complications in other organs. Of the 2 embryos in the extra-large liver group, one had only a single liver abnormality and the other had a morphologically abnormal liver with complications in other organs. Most of such liver abnormality cases are not survive, as liver function becomes essential. The prevalence of liver malformations in CS18 and CS21 in the intrauterine population of externally normal embryos is approximately 1.7%. The present study is the first step toward the elucidation of the latent abnormalities resulting in spontaneous abortion in externally normal embryos. Anat Rec, 299:8–24, 2016.

医用画像研究会(MI)で発表

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共同研究者の岸本さん、清水先生ら(東京農工大)が医用画像研究会(MI)で発表されました。
2015.09.08 電気通信大学(調布市)
ヒト胚子の眼球を対象とした時空間統計モデルに関する初期検討
岸本 将志、斉藤 篤、大坂 美穂、高桑 徹也、山田 重人、清水 昭伸

「かたち」からわかる医学…

オープン2015

8月6日、京都大学オープンキャンパスが行われました。人間健康科学科では400名、わたしたちの展示場にはのべ80人超の見学者が来訪致しました。ありがとうございました。
ダ・ビンチの時代から「かたち」は医学の基礎として重要な役割を担ってきました。人体を「かたち」作るさまざまなパーツや、生命の脅威のとなる病原菌などの「かたち」を詳しくみてみましょう…

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2015次世代医療を語る -再生医療の実用化に向けて-

今年度の研究科横断型プログラム、次世代医療を語る -再生医療の実用化に向けて-(後期水曜5限)の概要が決定しました。

※ 京都大学オープンコースウェアに収録済みです。御覧ください。

OCW_2015次世代医療を語る -再生医療の実用化に向けて(外部)

開講日時:平成27年後期水曜日

開講時間:16時30分~18時(5限目)

開講場所:杉浦地域医療センター

【カテゴリーA:再生医学の基礎】

第一回 (10月7日) 幹細胞とは?

中川 誠人(京都大学iPS細胞研究所 未来生命科学開拓部門:講師)

第二回 (10月14日) 疾患特異的iPS細胞の樹立とその有用性

浅香 勲(京都大学iPS細胞研究所 基盤技術研究部門:特定准教授)

第三回 (10月21日) 再生医療の足場材料の開発

山本 雅哉(京都大学再生医科学研究所 生体材料学分野:准教授)

【カテゴリーB:再生医療の臨床応用】

第四回 (10月28日)  再生医療における専門職の役割

青山 朋樹(京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻:准教授)

第五回 (11月4日)  神経の再生

高橋 淳(京都大学iPS細胞研究所 臨床応用研究部門:教授)

第六回 (11月11日) 京都大学における細胞治療・再生治療開発の経緯

前川 平 (京都大学医学部附属病院 輸血細胞治療部:教授)

【カテゴリーC:再生医療の実施】

第七回 (11月18日) 軟骨の再生

妻木 範行(京都大学iPS細胞研究所 増殖分化機構研究部門:教授)

第八回 (11月25日) 再生医療の規制

東 健太郎 (京都大学iPS細胞研究所 医療応用推進室:特命准教授)

第九回 (12月2日)  セルバンクの構築

金子 新(京都大学iPS細胞研究所:准教授)

【カテゴリーD:再生医療の産業応用】

第十回 (12月9日) 三次元プリンタを用いた組織再生

秋枝 静香 (株式会社サイフューズ 細胞製品開発部門)

第十一回(12月16日) 再生医療における品質管理

峰野 純一 (タカラバイオ株式会社 バイオ産業支援事業部門)

第十二回 (1月6日)  産業としての再生医療とその技術

都築 博彦(富士フイルム株式会社 再生医療事業推進室)

【カテゴリーE:再生医療の波及性】

第十三回  (1月13日) ファンドレイジングを通じた再生医療への市民参加

渡邉 文隆 (京都大学iPS細胞研究所 国際広報室)

第十四回  (1月20日) 日本発の細胞治療・再生医療のための技術経営

仙石 慎太郎 (東京工業大学大学院 イノベーションマネジメント研究科:准教授)

第55回日本先天異常学会で発表

第55回日本先天異常学会学術集会・第38回日本小児遺伝学会学術集会【合同開催】の合同開催で、いつもより盛会でした。

ヒト器官形成期における視覚器の発達について
大坂美穂、山田重人、上部千賀子、米山明男、武田徹、今井宏彦、松田哲也、高桑徹也

ヒト胚子期における気管支の分岐形成の三次元的解析
村中太河、山田重人、上部千賀子、米山明男、武田 徹、高桑徹也
ヒト胚子期における脳形態形成の解析
白石直樹、片山愛里、中島崇、山田重人、上部千賀子、巨瀬勝美、高桑徹也

会 期: 2015年7月25日(土)~27日(月)
会 場: パシフィコ横浜会議センター(神奈川県横浜市)

脳の形態形成の3次元データがMorphoMuseuMに掲載

brainthumnail

胚子期の脳、脳室の形態像に関する3次元データがMorphoMuseuMに受諾されました。

MorphoMuseuMは脊椎動物の三次元データと解剖記載のみを発行する学術誌でフランスのモンペリエ進化科学研究所(ISEM)主催しています。

3次元データは、博物館の展示物のように公開され、データは一定の条件のもと、自由に使用できるようになります。例えば、教科書の図や、3次元プリンターを利用したモデル化等、多くの用途への利用が考えられます。

本研究室では、立体データを今後も公開していく予定でいます。

Shiraishi N, Katayama A, Nakashima T, Shiraki N, Yamada S, Uwabe C, Kose K, Takakuwa T, 3D model related to the publication: Morphology of the human embryonic brain and ventricles,  MorphoMuseuM 1 (3)-e3. doi: 10.18563/m3.1.3.e3. [OpenAccess]

 

ゲッチンゲン大学に画像取得に行きました

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平日はひたすらスキャン

6/10−6/26、ドイツゲッチンゲン大学に共同研究者の山田先生、宮崎さん(山田研)、五十嵐さんの3名が、画像取得に出張いたしました。貴重なBlechshmidt collectionのうちの、連続組織標本をスキャニングしました。ご苦労さまです。

ゲッチンゲン大学解剖学教室は、昨年に引き続いての訪問になります。これからも定期的に伺うことになると思います。

張・高石・樋口君の論文が PlosOneに掲載

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ラット胎児の膝関節内靭帯の発生

張、高石、樋口君の論文が Plos oneに受諾されました。

ラットの膝関節の発生を、EFICを用いて検討しました。特にACL, PCL靭帯の形成に着目しました。

樋口君の卒業論文を基にして、例数を増やしてまとめました。

  • E16—E20 日ラットの十字靭帯の空間的発達変化を解析
  • E17; 十字靭帯の形状があきらか
  • E17 – E19; 前十字靭帯 (ACL) と後十字靭帯 (PCL) の長さが徐々に増加
  • E20 ;ACL, PCL長は劇的に増加
  • 大腿骨と脛骨への取り付け点間の距離は徐々に増加
  • ACL 角と PCL 角は徐々に減少した。十字靭帯の交差角度は 3 つの平面で変化
  • ラット十字靭帯の三次元構造は、出生直前に発達が完了

14. Xiangkai Zhang; Tomoki Aoyama; Ryota Takaishi; Shinya Higuchi; Shigehito Yamada; Hiroshi Kuroki; Tetsuya Takakuwa, Spatial change of cruciate ligaments in rat embryo knee joint by three-dimensional reconstruction.PLoS One. 2015 Jun 22;10(6):e0131092. doi: 10.1371/journal.pone.0131092. eCollection 2015.

Abstract

This study aimed to analyze the spatial developmental changes of rat cruciate ligaments by three-dimensional (3D) reconstruction using episcopic fluorescence image capture (EFIC). Cruciate ligaments of Wister rat embryos between embryonic day (E) 16 and E20 were analyzed. Samples were sectioned and visualized using EFIC. 3D reconstructions were generated using Amira software. The length of the cruciate ligaments, distances between attachment points to femur and tibia, angles of the cruciate ligaments and the cross angle of the cruciate ligaments were measured. The shape of cruciate ligaments was clearly visible at E17. The lengths of the anterior cruciate ligament (ACL) and posterior cruciate ligament (PCL) increased gradually from E17 to E19 and drastically at E20. Distances between attachment points to the femur and tibia gradually increased. The ACL angle and PCL angle gradually decreased. The cross angle of the cruciate ligaments changed in three planes. The primordium of the 3D structure of rat cruciate ligaments was constructed from the early stage, with the completion of the development of the structures occurring just before birth.