私たちが研究に利用しているヒト胚子の解析画像が「日本科学未来館; 東京江東区」に提供されることになりました。
ヒト胚子期のMRI画像から再構成した立体画像です。
2015年春に生命に関する常設展に使用される予定です。今から楽しみです。
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私たちが研究に利用しているヒト胚子の解析画像が「日本科学未来館; 東京江東区」に提供されることになりました。 ヒト胚子期のMRI画像から再構成した立体画像です。 2015年春に生命に関する常設展に使用される予定です。今から楽しみです。 12/5-8、および12/13-14にPhoton Factory (つくば)で位相X線CTを用いて胚子撮像を行いました。今年度の撮像はこれで終了です。得られた画像は、胚子の詳細な内部観察に使用します。 発達神経科学会第3回学術集会で発表しました。(2014.10.16-17; 東京) ヒト胚子における Willis 動脈輪の形成について 小池哲平、山田重人、上部千賀子、高桑徹也 ヒト胚子期における脳形態形成の解析 白石直樹、片山愛里、中島 崇、上部千賀子、巨瀬 勝美、山田 重人、高桑 徹也 高石くんの卒業論文「膝関節の形態形成; EFICを用いた3次元的解析」がOsteoarthritis Cartilage ( 特集号Imaging in Osteoarthritis)に掲載されました。 9. Takaishi R, Aoyama T, Takakuwa T, et al; Three-dimensional reconstruction of rat knee joint using episcopic fluorescence image capture, Osteoarthritis Cartilage, 2014; 22(10), 1401-1409. 10.1016/j.joca.2014.06.016
SummaryObjectiveDevelopment of the knee joint was morphologically investigated, and the process of cavitation was analyzed by using episcopic fluorescence image capture (EFIC) to create spatial and temporal three-dimensional (3D) reconstructions. MethodsKnee joints of Wister rat embryos between embryonic day (E)14 and E20 were investigated. Samples were sectioned and visualized using an EFIC. Then, two-dimensional image stacks were reconstructed using OsiriX software, and 3D reconstructions were generated using Amira software. ResultsCavitations of the knee joint were constructed from five divided portions. Cavity formation initiated at multiple sites at E17; among them, the femoropatellar cavity (FPC) was the first. Cavitations of the medial side preceded those of the lateral side. Each cavity connected at E20 when cavitations around the anterior cruciate ligament (ACL) and posterior cruciate ligament (PCL) were completed. ConclusionCavity formation initiated from six portions. In each portion, development proceeded asymmetrically. These results concerning anatomical development of the knee joint using EFIC contribute to a better understanding of the structural feature of the knee joint. Blechschmidt collectionの標本を研究で使用させていただくため、 ドイツ、ゲッチンゲン大学を訪問致しました。(9/20-27) 今回は、大変貴重な咽頭胚期に相当する胚子の連続組織標本を、フラットスキャナを用いて画像取得をするために訪問致しました。Blechschmidtは胚子の3次元モデル群を保有することでも有名です。今回、3次元スキャナを用いてこのモデルからの立体像取得を試みました。われわれの研究対象であるヒト胚子標本は、貴重な人類共通財産といえます。今後、現存する標本の永久保存、管理、利用を可能にする方法を考えていきたいと考えます。 22. Ueno S, Yamada S, Uwabe C, Männer J, Shiraki N, Takakuwa T, The digestive tract and derived primordia differentiate by following a precise timeline in human embryos between Carnegie stages 11 and 13, Anatomical Rec 2016, 299, 439-449, DOI: 10.1002/ar.23314s, (概要)
H26 ”次世代医療を語る”(研究科横断型教育プログラム)の日程が決まりました。 <次世代の生体情報取得機器開発> 10/1. 杉本 直三 (人間健康科学系専攻:教授) 画像処理・解析による診断と治療の支援 10/8. 酒井 晃二 (人間健康科学系専攻:講師) 画像解析と診断との融合:MRIの例を中心に 10/15. 椎名 毅 (人間健康科学系専攻:教授) 次世代の検査機器開発;超音波と光による生体機能・性状のイメージング <次世代の生体医療材料・細胞治療> 10/22. 岩田 博夫 (再生医科学研究所:教授) 人工材料への細胞の接着 10/29. 山本 雅哉 (再生医科学研究所:准教授) 新しいDrug delivery systemの開発 11/5. 門脇 則光 (医学部附属病院 血液・腫瘍内科:准教授) がん免疫療法としての細胞療法 11/12. 前川 平 (医学部附属病院 輸血細胞治療部:教授) 京都大学における細胞治療・再生治療開発への挑戦 11/19. 藤林 俊介 (医学部附属病院 整形外科:講師) 生体活性チタンを用いた新しい骨関節疾患治療 11/26. 仙石 慎太郎 (細胞-物質統合拠点:准教授) 日本発・京大発の細胞治療・再生医療への挑戦
<医療の新しい社会還元の模索> 12/3. 細田 公則 (人間健康科学系専攻:教授) 糖尿病、肥満症、メタボリックシンドロームの次世代医療 12/10. 山田 重人 (人間健康科学系専攻:教授) 次世代の出生前診断 12/17. 青山 朋樹 (人間健康科学系専攻:准教授) 新しいセンシングデバイスと情報の融合によるセルフケア器機開発 1/7. 宮野 公樹 (学際融合教育研究推進センター:准教授) 新しい医療のための異分野融合ダイナミクス 1/14. 総括 昨年秋、YouTubeにHomePageを開設しました。(‘13,11,20)
今回、AMIRA等のソフトの使用法を示す動画を整理しました。ご利用ください。(‘14,06,25) |