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白石君が優秀ポスター賞を受賞(52th日本先天異常学会)

第52回日本先天異常学会で発表しました。(H24.7/6-8, 東京)

白石君の演題[3次元プリンタを用いたヒト胚子脳神経模型の作製]が優秀ポスター賞を受賞しました。内容とともに模型をポスターに直接貼付けるというインパクトが評価されたようです。
発表演題

ヒト胚子を用いた脳室形態形成と側脳室脈絡叢の解析 白石直樹

3次元プリンタを用いたヒト胚子脳神経模型の作製 白石直樹

Shiraishi N, Yamada S, Takakuwa T. Three-dimensional Models Once Again – for research and teaching of early human development, congenital anomaly, in press

ヒト胚子の外耳の動きは”分化・成長”で説明できる 高桑徹也、神楽所みほ

神楽所さんの卒業研究です。Head Face Med. 2012 Feb 1;8(1):2. (概要)

肝臓に形態形成異常があるヒト胚子のスクリーニング 金橋 徹

田中さんの卒業研究を継続、発展させています。

 

2012 Osteoarthritis Research Society International world congressで発表

2012 OARSI(Osteoarthritis Research Society International) world congressで修士2年藤岡さんが発表しました。
(April 26-29, 2012 Barcelona’s International Convention Centre (CCIB), Barcelona, Spain)
Analyses of cartilage superficial layer using immunohistochemical staining
Rune Fujioka, Tomoki Aoyama, Tetsuya Takakuwa, [.pdf]

doi:10.1016/j.joca.2012.02.161

第25回日本軟骨代謝学会で発表

第25回日本軟骨代謝学会 でで修士1年藤岡さんが発表しました。

(2012年3月9-10日;ウィルあいち)

Analyses of cartilage superficial layer using immunohistochemical staining
Rune Fujioka, Tomoki Aoyama, Tetsuya Takakuwa

The Human Embryo (Yamada & Takakuwa 編) 出版

The Human Embryo が InTechから出版されました。

先天異常標本解析センター山田重人先生の編集で高桑も協力させて頂きました。

2つの章の執筆も行なっています。

Yamada S, Takakuwa T, Introduction: Overview of development in human embryos (ヒト胚子発生の概説)

Yamada S, Takakuwa T et al,Developmental Anatomy of the Human Embryo: 3D-Imaging and Analytical Techniques

(ヒト胚子の発生と解剖:3Dイメージングを用いた解析法)

ISBN 978-953-51-0124-6, Hard cover, 180 pages

Publication date: March 2012

ヒト胚子脳胞のmorphometry; Congenit Anomに掲載(中島修論)

中島さんの修士論文がCongenit Anomに掲載されました。

  • 胚子期の脳神経管と脳室の平面・立体像を作成し検討。
  • 脳胞背側長、腹側長はCS18からCS23の間は増加し、背側の方が増加量が4.2倍高い
  • 前脳の増加量が最も高く背側は腹側の3倍以上
  • これらの結果は、胚子期の脳胞発生の特徴である終脳の急速な増大を反映

2.Nakashima T, Hirose A, Yamada S, Uwabe C, Kose K, Takakuwa T, Morphometric analysis of the brain vesicles during the human embryonic period by magnetic resonance microscopic imaging, Congenit Anom (Kyoto). 2012 Mar;52(1):55-8, doi; 10.1111/j.1741-4520.2011.00345.x

ABSTRACT

The development of the brain vesicles between Carnegie stages (CS) 17 and 23 was analyzed morphometrically using 177 magnetic resonance image data derived from the Kyoto Collection of Human Embryos. Whole embryonic volume was 106.55 ± 21.08 mm3 at CS17, exponentially increasing to CS23 when it reached 1357.28 ± 392.20 mm3. Length of brain vesicles was 29.83 ± 2.52 mm at CS17, increased almost linearly and reached 49.31 ± 6.66 mm at CS23. The rate of increase was approximately 4.2 times higher on the dorsal side than on the ventral side. The increase in the length of the brain vesicles resulted mainly from that of the prosencephalon, and the rate of increase was three times higher on the dorsal side than on the ventral side of the prosencephalon.

-次世代医療を語る-研究科横断型教育プログラム(H24)

次世代の医療は、医学研究科だけでなく、さまざまな分野の学生が担って行く可能性があります。今回は、その代表として理工学、細胞生物学、地域・社会学からのアプローチを取り上げ、医療の動向を議論したいと思います。本プログラムを聴講した様々な分野の学生が、次世代の医療に繋がるヒントを得て、思いもかけない連携が生まれるかもしれません。それは、この上なく喜ばしいことです。

■ 研究科横断型プログラムについてのポスター.pdf

理工学、細胞生物学、地域・社会学の3領域からの医療への取り組みを専門家に紹介していただき、討論をします。

<次世代の生体情報取得機器開発>

10/3. 杉本 直三(京都大学大学院 医学研究科 人間健康 科学系専攻:教授)

画像処理・解析による診断と治療の支援

10/10. 酒井 晃二(京都大学大学院 医学研究科 人間健康科学系専攻:講師)

画像解析と診断との融合:MRIの例を中心に

10/17. 椎名 毅(京都大学大学院 医学研究科 人間健康科学系専攻:教授)

次世代の検査機器開発;超音波と光による生体機能・性状のイメージング

 

<次世代の生体医療材料の開発とその臨床応用>

10/24. 岩田 博夫(京都大学 再生医科学研究所:教授)

人工材料への細胞の接着

10/31. 森本 尚樹(関西医科大学形成外科:講師)

細胞、細胞成長因子を用いた皮膚再生

11/7. 山本 雅哉(京都大学 再生医科学研究所:准教授)

新しいDrug delivery systemの開発

11/14. 藤林 俊介(京都大学 医学部附属病院整形外科:講師)

生体活性チタンを用いた新しい骨関節疾患治療

 

<次世代の細胞生物学的アプローチ>

11/21. 前川 平(京都大学 医学部附属病院 輸血細胞治療部:教授)

京都大学における細胞治療・再生治療開発への挑戦

11/28. 門脇 則光(京都大学 医学部附属病院 血液・腫瘍内科:准教授)

がん免疫療法としての細胞療法

12/5. 青井 貴之(京都大学 iPS細胞研究所:教授)

細胞治療に向けたiPS細胞の現状と課題

12/12. 細田 公則(京都大学大学院 医学研究科 人間健康科学系専攻:教授)

糖尿病、肥満症、メタボリックシンドロームの次世代医療

 

<医療の新しい社会還元の模索>

12/19. 山田 実(京都大学大学院 医学研究科 人間健康科学系専攻:助教)

転倒予防を通した新たな地域との関わり

12/26. 伊藤 達也(京都大学 医学部附属病院 探索医療センター:助教)

治験、臨床試験を実施する際の行政との関わり

1/16. 仙石 慎太郎(京都大学 細胞-物質統合拠点:准教授)

幹細胞の品質評価・安定培養技術とイノベーション

1/23. 宮野 公樹(京都大学 学際融合教育研究推進センター:准教授)

新しい医療のための異分野融合ダイナミクス

 

ポケット・ゼミ「ヒト胚子の3次元立体模型を作製しよう」;全学共通科目(後期)に提供

ヒトは受精後38週で生まれます。そのうち3-8週は器官を形成する時期で、胚子期と呼ばれます。わずか数週間の間に胚子はダイナミックな変化を遂げ、ヒトらしい形態となります。20世紀前半には、その外表や内部器官の立体的な変化について研究するためには、貴重なヒト胚子から組織連続切片を作成して内部観察を行ったり、プラスター模型を作成して立体を再構築する等、大変な労力を必要としました。本ゼミでは、同様のアプローチを現代風に行います。すなわち高解像度のMRI画像を用いて撮像したヒト胚子の連続2次元画像を出発材料として、コンピューターを用いて胚子全体あるいは特定器官の立体像の設計図を作成し、3次元プリンターを用いて模型を作製します。

ヒトの発生を知りたい、もの作りに興味がある、コンピューターグラフィックスに関心がある、生命倫理についても考えてみたい等、全学部からの幅広い興味を持つ学生の参加を期待します。

なお、開講初年度につき、模型がうまく出来るかは、学生の創意工夫と努力と運によります。

ゼミは、山田重人教授、杉本直三教授の協力を得ます。

■ ポケットゼミHP(外部リンク)

神楽所さんの卒論がHead Face Medicineに掲載

神楽所さんの卒論「外耳の動きをdifferential growthで説明する」がHead Face Medicineに掲載されました。

『ヒト胚子期に外耳は顔の側方を頭側に大きく移動する』と、多くの発生学の教科書に記載されている。 この動きは”移動 (migration)”ではなく ”分化・成長 (differential growth)” で説明できることを、われわれ は、MRIデータを用いて、個体の中心に基準点をおき、位置変化の絶対値を検討することで明らかにした。 実際の観察では、目や口といった顔の表面にある解剖学的基準をもとに相対的な動きとしてとらえため、外耳は移動してみえるのである。Head Face Med. 2012 Feb 1;8(1):2.

  • 外耳の動きが成長差によって説明できるかどうかを検討
  • 動きの評価のために、2 つの異なる基準軸を選択
  • 下垂体とC1を基準軸; 外耳は主に横方向に移動し、頭側には動かない
  • 表面ランドマーク(眼と口を基準軸); 外耳は尾側外側腹領域から眼、口の間に移動
  • 外耳が眼や口などの顔の他のランドマークとの相対的な位置関係がある場合、外耳は頭側で動いているように見える
  • 結果は、外耳と内耳を含むすべての解剖学的ランドマークの動きが、Differential growthによって説明可能なことを示す

3. Kagurasho M, Yamada S, Uwabe C, Kose K, Takakuwa T, Movement of the external ear in human embryo, Head Face Med. 2012 Feb 1;8(1):2, doi: 10.1186/1746-160X-8-2

Abstract

External ears, one of the major face components, show an interesting movement during craniofacial morphogenesis in human embryo. The present study was performed to see if movement of the external ears in a human embryo could be explained by differential growth. In all, 171 samples between Carnegie stage (CS) 17 and CS 23 were selected from MR image datasets of human embryos obtained from the Kyoto Collection of Human Embryos. The three-dimensional absolute position of 13 representative anatomical landmarks, including external and internal ears, from MRI data was traced to evaluate the movement between the different stages with identical magnification. Two different sets of reference axes were selected for evaluation and comparison of the movements. When the pituitary gland and the first cervical vertebra were selected as a reference axis, the 13 anatomical landmarks of the face spread out within the same region as the embryo enlarged and changed shape. The external ear did move mainly laterally, but not cranially. The distance between the external and internal ear stayed approximately constant. Three-dimensionally, the external ear located in the caudal ventral parts of the internal ear in CS 17, moved mainly laterally until CS 23. When surface landmarks eyes and mouth were selected as a reference axis, external ears moved from the caudal lateral ventral region to the position between eyes and mouth during development. The results indicate that movement of all anatomical landmarks, including external and internal ears, can be explained by differential growth. Also, when the external ear is recognized as one of the facial landmarks and having a relative position to other landmarks such as the eyes and mouth, the external ears seem to move cranially.