Blechschmidt collectionの標本を研究で使用させていただくため、 ドイツ、ゲッチンゲン大学を訪問致しました。(9/20-27) 今回は、大変貴重な咽頭胚期に相当する胚子の連続組織標本を、フラットスキャナを用いて画像取得をするために訪問致しました。Blechschmidtは胚子の3次元モデル群を保有することでも有名です。今回、3次元スキャナを用いてこのモデルからの立体像取得を試みました。われわれの研究対象であるヒト胚子標本は、貴重な人類共通財産といえます。今後、現存する標本の永久保存、管理、利用を可能にする方法を考えていきたいと考えます。
22. Ueno S, Yamada S, Uwabe C, Männer J, Shiraki N, Takakuwa T, The digestive tract and derived primordia differentiate by following a precise timeline in human embryos between Carnegie stages 11 and 13, Anatomical Rec 2016, 299, 439-449, DOI: 10.1002/ar.23314s, (概要)